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平安時代の国宝仏が佇む「勝常寺」

現代から遡ること約1200年前に、法相宗の碩学徳一上人によって勝常寺は開かれました。会津の雪深い土地で生きていく人々にとって、心の拠り所として信仰されてきた東北屈指の古刹です。

元講堂(薬師堂)以外は近世以後の建物ではありますが、境内には30余躯もの壮麗な仏像群が安置されています。これだけ多くの平安初期の仏像が一ヵ所に保存されているのは東北でも珍しいことで、創建当時の壮大さが想像できます。

平成8年に勝常寺薬師堂の本尊である薬師如来と、その両脇に佇む日光・月光両菩薩が、仏像としては東北で初めて国宝に指定されました。

また、江戸時代を起源とし、ここ会津にも三十三ヶ所の観音巡礼が行われていました。会津三十三観音の十番札所として勝常観音(現在は観音堂は無い)が定められており、平成28年に「会津の三十三観音めぐり」として日本遺産の登録を受けました。

勝常寺正門

  • ●勝常寺(しょうじょうじ)
  • 住所:福島県河沼郡湯川村勝常代舞1764
  • 宗派:真言宗豊山派
  • 本尊:薬師如来
  • 創建年:807年〜824年(諸説あり)
  • 開基:徳一(伝承)
  • 文化財:木造薬師如来坐像及び両脇侍立像(国宝) 薬師堂・木造十一面観音立像ほか(国の重要文化財)

 

  • ●勝常寺仏像拝観(外観拝観は自由)
  • 期間:4月1日~11月15日
  • 時間:午前9時~午後4時
  • 休:毎週火曜日・8月13日~16日・その他臨時休有
  • 拝観料:1人500円以上
  • 駐車場:村営駐車場(勝常小学校敷地の南側)

仏像拝観については、事前に勝常寺へお問い合わせください。
電話 0241-27-4566