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勝常念佛踊りが行われました

令和3年4月28日、勝常寺境内で春の祭礼『勝常念佛(しょうじょうねんぶつ)踊り(おどり)』が行われました。

『勝常念佛踊り』とは

念佛踊りは平安時代に空也上人から始まったとされており、会津地方では江戸時代中期から盛んに行われてきた伝統行事。

その中でも『勝常念佛踊り』は、喜多方市で受け継がれてきた念佛踊りと合わせて、平成15年に「会津大念佛摂取講」として、県の重要無形民俗文化財に指定されています。

太鼓や鉦に拍子を合わせ、手を舞い足を踏む踊りを供養へと導き、併せて「天下泰平と五穀豊穣」を祈願します。

新型コロナウイルス感染防止のため関係者のみでの開催でしたが、今年は2年ぶりに勝常小学校の児童22人が参加し、勝常念佛踊り保存会の皆さんと一緒に笛や太鼓を奏でました。

実は児童たち、祭礼の1週間前から毎晩公民館で念佛踊りの練習に励んでいました。

複雑なバチさばきもマスターし、みんなあっという間に上達しました!

昨年は本尊を向いて奉納されましたが、今年は例年通りお客さんの方を向いて、コロナ収束の願いも込めて、踊りを披露しました。

踊りの途中、ひょっとこさん達が抱き合う(?)場面も。

来年こそは、ぜひ勝常寺に来て勝常念佛踊りを見ていただきたいと思います!

例年実施している祭礼イベントもできるといいなぁ...。

 

■勝常念佛踊りの様子はYouTubeでご覧いただけます。

・勝常念佛踊り供養祭(2021)

・過去の勝常念佛踊りの様子(参考)
https://youtu.be/yyG7ap-leJo